スタッフブログ
2019.06.15
こんにちは! 桂坂どうぶつ病院スタッフ長尾です!
今回もまた前回に引き続き病院が苦手なワンちゃんとネコちゃんについてお話しをさせていただきます。
よろしくお願いします☆
今回から少し具体的なお話しをさせていただきます。
ワンちゃんネコちゃんに病院を少しでも受け入れてもらうために
飼い主さんにできることについて、いくつかの場合にわけて考えてみました。
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~病院に定期的に通える場合~
病院に対してすでに嫌なイメージがある場合は
病院にいってもなにもされない経験や良いことがある経験をすることが大切になるかと思います。
ここについては後の回(病院が苦手なワンちゃん・ネコちゃん⑤)にて詳しくお話しさせていただきます。
~病院への道中で苦労される方の場合~
病院に行くときだけ車に乗っていたり、いつも通らない道を歩かせている場合は、
車で公園に連れて行って遊んだり、病院の前を通り公園に連れて行って遊んだり、
道中を楽しいこととも結びつけてあげられるように工夫してみるのはいかがでしょうか。
クレートの中になかなか入ってくれない場合は、
普段からご飯をクレートの中で食べさせるようにすると、
その子にとって落ち着ける場所になるかもしれません。
~診察が苦手な子の場合~
診察が苦手な原因はさまざまに考えられるかと思います。
また一つの原因だけでなく、複数が重なりあっている可能性も考えられます。
一つだけの要素だと我慢できるのに、これらが重なってしまうために我慢できなくなってしまう場合もあるため、
できるだけ多くの事に取り組んであげられるとよいかと思います。
まず、原因としては下のようなものがあげられます。
1.身体に触られること
2.知らない人に体を触られること
3.高い台の上にのること
4.道中で車に乗ること
5.知らない人・犬に会うこと
6.痛み
こういった原因になりうることについて、
日々のコミュニケーションを通して良いイメージをつけてあげることができれば良いかと思います。
(痛みについてはコミュニケーションやトレーニングを通して、その子に合わせた注意の引き方を知っておけば
いざというときに少し気を紛らわせることができるようになるかもしれません。)
長くなりましたので、今回はこのあたりにして
良いイメージの付け方については次回に続きます…
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長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました☆
次回は引き続き飼い主さんにできることについてお話しさせていただきます!
見て頂けると嬉しいです🐕